自給家族になりたいという方や、詳しく話を聞いてみたいという方は、本ページをご一読の上、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。(お申し込み前のご相談もぜひお気軽にお寄せください)
源流米ミネアサヒCSAプロジェクト
「源流米ミネアサヒCSAプロジェクト」は、農村集落の農地を保全し、農の営みを途絶えさせず、社会がどう変化しようと、「家族」の食の安全・確保を保証する仕組みを確立し、広く普及することで、全国の消滅の危機にある農村集落を救うプロジェクトです。
ヒントは、押井の里の歴史にありました。縄文時代から3000年続いてきた集落の歴史は、生きるための食の自給、農の営みと共にありました。土地に根差した農の営みが続いてきたから、ここに人が存在し続けたという事実です。農の営みを諦めた時、集落は消滅に向かうのでしょう。
食の自給は、損とか得とかに関わらず、来年も、再来年も確実に食を確保する、家族が生きるための営みです。押井の里の住人が、一つの家族として今も続けている、食の自給、その「自給家族」が増えれば、人口減少とともに荒廃していく農地を守ることができるはずです。
そして、「自給家族」には、食糧危機が来ようとも、自分たちのために育てる安全で美味しい日本人の主食、お米の確実な供給が約束され、押井の里を名実ともに故郷とすることで、自然と折り合い、人の温もりを感じ、豊かで安心できる暮らしがもたらされるはずです。
押井の里が家族に届けるお米は、「幻の米」と呼ばれ、ほとんど流通しない自給のためのお米「源流米ミネアサヒ」。森林から湧き出る清らかな水、昼夜の温度差から生まれる粘りと旨味が際立つお米を、農薬、化学肥料を慣行栽培の2分の1以下に抑えた「特別栽培米」として育てます。
押井の里の田んぼは約6ha、収穫できるお米の量は、平年で400俵(24t)あまりです。6haの農地を守るためには、「自給家族」を、当面、100家族、5~10年後までに、離農する農家に見合う150家族程度に増やす必要があります。
2020年産から始まった自給家族は、2022年8月現在90家族。離農者が毎年あるため、2023年産からの自給家族を追加募集しています。
下記「自給家族のきまり」をお読みいただき、共感いただけたら、是非、家族になってください。
自給家族のきまり
1. 自給家族
押井の里で米を自給している住民および集落外にお住いの「長期栽培契約者」で、毎年「源流米ミネアサヒ」を契約数量、優先的に供給が受けられる家族を言います。
2. 栽培契約
米を自給している住民の組織、押井営農組合と供給を希望する家族は、3~10年の栽培契約を締結し、契約者は、組合員と同等の栽培経費を負担します。米の売買ではありません。
3. 栽培経費
栽培経費として、契約者は、玄米供給量1俵あたり30,000円(5kg=2,500円)を負担します。組合は、経営の効率化、スキルアップなどで栽培経費を下げる努力をします。
4. 取扱原則
米は、生産段階から、取り扱いやすい10kg紙袋(玄米)とし、クラウドファンディングで新設した「みんなの蔵」(大型保冷庫)で保管、契約者は、必要な時、必要な量を自己引取りとします。押井の里に何度も足を運んで欲しいからです。配達は「着払い」とさせていただきます。
5. お支払い
栽培経費の支払いは、契約者が当該生産年分を、6月末に一括、または6月末と12月末の2回で前納します。
6-1. 特典 ①
保冷庫での保管料は無料とします。一括引取り(「みんなの蔵」を利用しない)の場合は、栽培経費を5%値引きします。
6-2. 特典 ②
年中新米の美味しさを味わっていただくため、契約期間総数量10俵(600kg)以上の契約者に、組合推奨の卓上精米機(12,000円相当)をプレゼント。※卓上精米機プレゼントの対象となっている方で、かつ卓上精米機を希望しない方には、ご相談により「米増量」など卓上精米機と同等のプレゼントをします。
6-3. 特典 ③
押井の里の年中行事「天王祭&サマーフェスタ」(8月)「普賢院もみじまつり」(11月)に家族としてお招きします。(要参加費)
7. 契約変更
事情により契約を解除または数量の変更等をされる場合は、前年の12月末までに申し出てください。(卓上精米機プレゼントの方は、供給数量10俵以下に変更しかねます。)
8. 特約事項
異常気象、災害、獣害、病虫害等で必要供給量が確保できない年があるかもしれません。その場合は家族全体で均等に供給量の調整(減量)をします。栽培経費は変わりませんので減額はありません。一方、大豊作の場合は、増量、イベント招待など喜びを分かち合います。また、社会情勢の変化等により「きまり」を改正する場合があります。
お申込み方法
上記「自給家族の決まり」をご一読ください。
下記フォームより、お気軽にお問合せください。「決まりを読んでもよく分からなかったけれど、自給家族になってみたい」という方でも大丈夫です。
押井営農組合よりご連絡を差し上げ、詳細のご案内をいたします(原則としてメールでのご連絡とさせていただき、必要に応じてお電話を差し上げます)。その上で、普段どの程度お米を消費されているか、お米の受け取りやお支払い方法についてのご希望などを伺い、ご契約内容をすり合わせ・決定させていただきます。
ヒアリングにてお伺いした契約内容を記載した「お申込請書」を組合からメールにてお送りし、「自給家族」の契約お手続きが完了いたします。
正規コース:最短で3年、最長で10年。お試しコース:1〜2年。
正規コース:1俵(60kg)が最小単位。お試しコース:0.5俵(30kg)が最小単位。
年1回(6月末一括)、または年2回(6月末・12月末)。
現金手渡し、または銀行振込(振込手数料は契約者負担)。
契約期間総量=10俵以上が、譲渡条件となります。色のご希望(赤・白・黒)も同時に伺います。なお譲渡条件を満たす方で「希望しない」方には、米の増量など、ご相談により同等のプレゼントをいたします。卓上精米機の詳細は「よくある質問」をご覧ください。
農作業の手が足りないときの応援要請をする場合がありますので、そのご希望の有無を伺います。参加は必須ではございませんので、ご無理のない範囲で参加いただければと思います。詳しくは「よくある質問」をご覧ください。
その他、「自給家族」に関してよくいただくご質問と回答をまとめた「よくある質問」というページをご用意しておりますので、必要に応じてご覧ください。